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2007-03-09

_ [映画]さくらん

 きらびやかガーリー映画第二弾(第一弾は『マリー・アントワネット』)ということで土屋アンナ主演の『さくらん』です。

 こっちもまあきれいだったけど。まず思ったのは木村佳乃の衰えっぷりではなくて、菅野美穂の意地悪い笑みのリアルさでもなくて、彼女らに加えて土屋アンナの女優陣の頑張り具合だろうか。濡れ場も頑張ってます。土屋のパンクっぷりがパンクな女郎にマッチしてます。「あたしゃ2、3番手で文句言ってんのが合うんだよ」という台詞がとてもリアリティを感じるw。

 ストーリー的には予定調和の塊で、オレ的にもあまりピンと来るフックもなし。映像はとてもきれい。蜷川実花の写真がそのまま動いてますよ。まあ安心して見れるんじゃないかね、と投げやりな感想になっちゃうけど、初監督にしてはいいんじゃない。同じく初監督の作品のアレとかアレに比べりゃ大したもんだ。なんかあまりほめてるように聞こえないな。でも他人が見たいって言ったら、「いいんじゃない」と俺は答えるね。

 ああ、今書きながらようやく分かった。パンクな女郎の癖して予定調和なエンドなのが腹たってるんだよ、俺は。まあけどパンクとか青春の反抗なんてのは予定調和に陥るのが常だしな(盗んだバイクで走り出したり校舎の窓ガラス割ったり卒業式を支配からの卒業とか言って無邪気に喜んだり)。そういう意味では全くありなエンドなのか。

 あと特筆すべきは音楽の椎名林檎。よかったね。特にきよ葉がおいらんになったときの『ギャンブル』はぞくぞく来る。あれは土屋アンナが歌ってるように聞こえたけど気のせいかな。

 エンディングのキャストの所でようやく気がついたのだが、原作の安野モヨコの旦那の(というかエヴァンゲリオンで有名なと言うべきか)庵野監督や、忌野清志郎、『ミュータント花子』やキングギドラ+巨大フジ隊員の作品で有名な会田誠が一瞬カメオ出演している。本当に一瞬なので予備知識なしでは分からないなあ。

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