2008-05-06 [長年日記]
_ [技術]メモリを増設したぜ!
GWは何をやっていたかというと読書とPCいじり。特にPCいじりの方は、最近巷で話題のDNRH-001でさくっとFreeBSDサーバを立てちまったぜ。ちなみにメモリは1Gに交換し、HDDも120GBのものに交換している。けっこう発熱するという話だったが、HDDの温度は今のところ50度前後。そこしか温度モニタできないから、他のところの温度はわからん。まあ触った感じではHDDが一番熱そうなんだけど。
今までの家サーバだった玄箱からサービスを移行させ、多少問題はあるが使えるというところまでできたので、あとはボチボチ問題をつぶしていけばいい。
玄箱は使えるディストリビューションの少なさと遅さとファンのうるささが気になっていたので、たぶんそのままお払い箱。Linuxディストリビューションは、どれもあまり「自分でいじる」感が得られないので個人で使うこともないだろう。
メインマシンのメモリもついでに増設し、合計3GBにした。そしたら突然WinXPで休止状態にできなくなってちょっとビビる。起動後最初の一回だけは休止状態にできるが、そこから起こしてもう一回休止状態にしようとすると、電源が切れずもう一度OSの画面に戻ってしまう。その状態だと、終了画面のリストに休止状態の選択がなくなっているのだ。それっきり休止状態にできない。
色々調べると、バグということでMSからパッチが出ている。メモリが1GB以上だと発生するんだそうな。ということで当ててみるとうまくいく。最近は個人でも1GB以上のメモリなんて普通だからねえ。
2008-05-11 [長年日記]
_ [技術] mediatombでtaglibを使うと、metadata-charset指定が効かない
前に書いたDNRH-001のFreeBSDサーバでmediatombを動かしているのだが、普通にportsから入れると、曲名などの日本語が文字化けする。それでも再生すればそのまま聞けるので表示上の問題なだけのようではあるが。
MP3ファイルのメタデータはSJISで格納してるが、mediatombの設定ファイルでmetadata-charsetでちゃんと指定している。その設定でdebianのパッケージでは動いていたので、設定がおかしいわけではなさそう。ということで調べてみる。
結論としては、MP3のタグデータを読み込むためのライブラリとしてtaglibを使用すると、metadata-charsetの設定が効かないようなのである。コードを追いかけつつ調べてみるに、taglibはメタデータのエンコード変換機能があると謳っているが、実際にはUTF-8かlatin-1にしか対応していない(この辺にも説明あり)という、マルチバイト文字圏の複雑怪奇さを全く理解していない外人コーディングであるらしい。当然いわゆる漢字コードの変換的な機能はない。でもってmediatomb側では、taglibのエンコード変換機能を信頼してそのまま使っている。そんなわけでSJISがそのまま渡されて化け化け、という経緯のようだ。
対応しようとtaglibやmediatomb本体をチョットいじってみたが、ちゃんと動作を整理してからでないと難しそうなのでパス。あっさりとtaglibの代わりにid3libを使って逃げてしまったとさ。これはMP3にしか対応していないので、oggやflacを使う人向きではない。まあこの辺はタグのエンコードなどはもうちょっとちゃんと決まっているだろうから、taglibでも問題でないのだろうけど。
2008-05-18 [長年日記]
_ [映画]『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』追補
この映画で森恒夫を演じた地曵 豪って、『突入せよ!あさま山荘事件』にも出演しているらしい。
『実録〜』と『突入せよ〜』は、それぞれあさま山荘の攻める側と守る側の正反対の観点から描かれた、ある意味裏表的な映画であるので、その両方に出た存在というのはちょっと面白い。
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1. 『非現実の王国で−ヘンリーダーガー』
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1. メモリを増設したぜ!
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1. mediatombでtaglibを使うと、metadata-charset指定が効かない
2. その後
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1. Asia
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1. 『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』追補
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