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2007-05-20 [長年日記]

_ [社会派]百科辞典と民主主義

 ちょっと前に、wikipediaと表現の自由が話題になったらしいので、いまさらながらちょっと書いてみる。

wikipedia百科事典より引用

一般に世界最初の百科事典と呼ばれているのは、フランス革命前夜、フランス啓蒙思想運動の一環としてダランベール、ディドロ、ヴォルテール、ルソーらが企画した分冊の『百科全書』(enciclopedie)である。

wikipedia啓蒙思想より引用

自然の光(ラテン語:lumen naturale)を自ら用いて超自然的な偏見を取り払い、人間本来の理性の自立を促すという意味。17世紀後半にイングランドで興り、18世紀のヨーロッパにおいて主流となった。フランスで最も大きな政治的影響力を持ち、フランス革命に影響を与えたとされる。

wikipediaフランス革命より引用

こうした反動や犠牲を伴いながらも、フランスは近代民主主義国家へと着実に変貌を遂げていった。

wikipedia表現の自由より引用

表現の自由は、民主主義の根幹をなしているのである。1689年の権利の章典など西欧の市民革命の中で勝ち取られてきた権利であり、1948年の世界人権宣言第21条、1976年の国際人権規約B規約にも定められている。

 つまり、啓蒙思想的活動から、百科辞典というものが作成され、また同じくフランス革命が興り、フランスの民主主義国家への変遷が始まったのだ。斯様に百科辞典は民主主義とはかなり近い関係にあるのだ。そして民主主義の根幹をなしている権利が表現の自由である、と。

 別な言い方をすれば、民主主義とは、構成員が問題となっていることについて判断するのに十分な情報を得ていることを前提としており、それを保証する手段として百科辞典があり表現の自由があるのだ。

 ということでwikiによる百科辞典であるwikipediaが、表現の自由とは関係ないと言う主張はかなり無理があると言わざるを得ない。というかぶっちゃけあり得ない。

 

 とか書いていたらさっきーがもう同じような事書いてるんだね。まあ一般教養レベルの近代思想史をある程度把握していれば、誰でも思う話だってことだね。そうでなくともwikipediaを適当に(上記のように)検索してクリックしていけば、誰でも知ることができる。啓蒙思想バンザイ。

 逆に言うとつまりそれに思い当たらないような教養レベルの人間がwikipediaを運営していて、しかも本人達がwikipediaを活用できていないって訳だ。衆愚政治バンザイ。

 まあ俺に言わせりゃ表現の自由というのは自分が馬鹿であることを表明する権利であるので、ゆきち氏およびwikipedia-jaは表現の自由のまさしく好例であり、そう言う意味でも関係ないとは言えないだろう。表現の自由バンザイ。

 溺れる犬に投石するするようなエントリになってしまうな。でもせっかく書いたので。トラバもしちゃおうと思ったら、どっちもなんかはじかれちゃうな。spamよけきっついのでもかけてるのかな。spamよけバンザイ。

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