2005-07-16
_ [社会派] バリスト(2)
なんかバリストの話にコメントがついていたのでもう少し思い出してみる。
ディスカッションしていたという話で私が覚えているのは、民青(共産党の青年部)が中核派に議論を吹っかけていたというやつ。彼らはたしか「こんな形でのストライキは意味がない」という正論でもって立ち向かっていったが、大喪の礼の日にカラオケに行っていたことを暴露されて言葉に詰まっていたっけ。
そんなのは「私が別な箇所で過ちを犯したからといって、あなたの誤りが消えてなくなるわけではない」の一言で済むわけだが、そこで詰まっちゃうというのはある意味誠実なのだろう(笑←いや笑うところじゃありませんよ?)。まあこれは大喪の礼の日にカラオケ行くことが糾弾に値するという価値観を、中核派と民青が共有しているということで、そのため彼らの目論見は失敗してしまっているのは微笑ましい。つまり一般学生に「自分たちと異なる価値観を持つ同じ穴の狢」という印象与えてしまっていることになっているのだ。一般学生は大喪の礼の日にカラオケに行ったことくらいでどうのこうのなんて思わないのですよ。なのにこいつらだけで問題にして盛り上がってしまっているのだからね。
ちなみに次のバリストの時も民青は同じようにディスカッションを吹っかけ、同じ指摘(カラオケ)で敗退していた。同じことをやっていると、もはや「馬鹿」以外の印象を与えないと思うのだが、その辺はどう考えていたのだろうか? というかやはり何も考えていなかったのだろうな。
2006-07-16
_ [映画] ローズ・イン・タイドランド
テリー・ギリアム監督の新作ということで見てきましたよ。前作の『ブラザーズ・オブ・グリム』がちょっと今イチだったのでちょっと期待して見に行ったのだが。。。
ちょっと俺は駄目だったなあ、これは。もうちょっとファンタジックかと思ったら予想以上にグロテスク。実は最初は会社の後輩の女の子を誘っていたのだが、結局彼女は都合が悪くて来れなくて、でもそれで正解だったって感じ(not酸っぱい葡萄)。まあギリアムにはこういうグロテスク感があるのは当然知ってはいたのだが、それを前面に押し出されるとちょっとつらい。それにファンタジックな衣をかぶせた『ブラザーズ〜』や『未来世紀ブラジル』がちょうど良い感じだな。
結局帰りにHMVで廉価版DVDで出ていた『バロン』を購入。家で鑑賞。やっぱギリアムはこれが一番やね。ということで画像はバロンのジャケット。
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_ yama [むむ、蒲萄の行方が気になるぞ。 それはそうと(この流しかたでいいのか!?)、バロンは 観たことがないので、今..]