2007-03-30
_ [映画]『時をかける少女』
いやぁ、とても面白かったの一言。もっかい見たいと思った映画は『パプリカ』以来。俺は原田知世の『時をかける少女』の世代なのだが、この映画はなんか辛気くさい昔の邦画臭ぷんぷんであまり好きではなかったのだが(こりゃ原田知世原理主義者に暗殺されるなw)、こっちはサッパリしていて良い。主人公マコトのあっさりしたタイムリープ能力の使い方が高校生らしくて大変よい。高校生くらいならあんなもんでしょ。高校生男子が透明人間になれたら女湯覗くぜ、レベルの。
物語の構成も良くできていて、『夏への扉』読んで「なんだ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の方が面白かったよ」としか感じなかった俺でも十分楽しめましたよ。後半、コウスケが自転車を借りてからの怒涛の展開、そしてカウンターの数値に気づいてからの大どんでん返し! もう非常に気持ちよく制作者に感情を弄ばれてしまいましたよ! 特に後半のどんでん返しはタイムリープものであることを活かしていて、非常に楽しめた。
ま、楽しめたのは追憶の高校生時代を思い起こさせる描写の数々と、入道雲の描写の美しさもあるだろう。はかない青春時代wって奴に加えて、いわゆる男女の友情は成立するかものを重ね、そして高校三年生の夏、ともう壊れそうなものばかり集めたガラスの十代感てんこもりである。最後のマコトの泣きっぷりとか。
ちなみにマコトのおばさんの昔話って、アレだよね。と言うことはこのおばさんはアレなのか。どうりでマコトの話聞いてもアッサリ受け入れたわけだ。
あとはマコトの妹のいかにもな下の子っぷりと、先生のちんぴらっぷりが気になるところだな。
_ [雑記]トラックバックスパム再び
またトラックバックスパムを食らってしまった。どっかのリストに入ってしまったようだ。もすこしきつめのフィルターをかけた方がいいのだろうか。ちょっと考えておこう。
その中で見つけたのがこんなもの。ここの本日のリンク元なのだが、googleの検索語の中にスパム宣伝文句を入れ込み、それで検索できたページに飛んでreferにその宣伝文句を残すという手法。ちょっと面白かった。tDiaryにはトラックバックやコメントと違って、本日のリンク元を削除する機能はないので、これでたくさん来られると処理が厄介そうだ。
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